社会にはびこる「3つの症候群」

あなたは大丈夫!? 社会にはびこる「○○症候群」が人間関係を苦しませる

うんうん、あるある。

《説明症候群》手に入れた知識を披露する機会を探すのは自然な欲求とはいえ、逆の立場に立つと鬱陶しいことこの上ない。その知識がたまたま自分の求めていたものだったとか、興味をそそるような話題であったとか、そこから会話が弾むならともかく、そうでなければ苦痛でしかない。露骨に興味のない顔をして許される相手ならいいのだが、大人な対応が求められる場面では正直しんどい。

《思考停止症候群》一時期「一人ひとりが云々」という文句をあちこちで耳にして辟易したものだが、そんなことは小学生でも導き出せる答えである。それができないから問題が起きているのに、結論が出たかのように議論が終わってしまう。簡単に答えが出るものではないだろうが、そこからもう一歩踏み出さないと何の解決にもならない。

《分けたがり症候群》物事を十把一からげに論じるのが嫌いで、その対象にされることに抵抗がある。二元論で選択を迫るような論調はその最たるもので、その手のタイトルの書籍にはどうも手が伸びない。学問的な分析の手法として用いるのならともかく、この手の話題はたったひとつの選択で人間性まで否定しているようで腹が立つ。人間の行動をミクロな視点で見れば、たとえば好きか嫌いかの単純な選択の連続なのだろう。しかし、その単純な選択の組み合わせは無限にあるので、たったひとつの選択で一人の人間の人となりを決めつけられるはずがない。

―― と、個人的には思うんだけど(苦笑)

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