大きなお世話

電話会社は、なぜ、どこも上から目線なのだろう。いきなり電話をかけてきて、「割引きが変わったので登録を変更します。いいですね?」みたいな物言いである。「そのままでいい」と私は言う。しかし、オペレータはさらにああだこうだとたたみかけてくる。普段は温厚な私もつい堪忍袋の緒が切れてしまい、声を荒げて電話を切る。放っておいてくれ。

オペレータのみなさん、ごめんなさい。あなた方に恨みはない。

これは旧電電公社にかぎったことではない。そもそも電話で勧誘してくるあたり、いまどきセンスがなさ過ぎる。あり得ない。ばかばかしい。
つい最近も某社の割引プランが問題になっていたが、割引プランの設定があまりに複雑すぎるのも理解に苦しむ。そんなのはどうでもいいから基本料金を安くしてくれ。それらな喜んで登録を変更してやる(大橋巨泉口調)。
そもそもうちは割引きが大きく効いてくるほど電話を使わない。割引きの恩恵がほとんどないのだ。そんなところに割引プランの利点を熱心に説いたところで通じるわけがない。どうせ電話をかけてくるなら、それくらいのリサーチをしてからよこせ。
1円2円、10円20円の節約に血眼になっている主婦には怒られるかもしれないが、そんなところに使うエネルギーがあるならほかのことに注ぎたい。けっして裕福な家庭ではないが、それなりの効果がなければ私はあまり関心を持たない。電話会社の言うままの登録変更は御免こうむる。

と、勢いに任せて書き連ねたが、客としての普段の私は、どちらかといえば「売ってくれてありがとう」のスタンスが基本である。そんな私が売り手に激怒するのはめずらしい。諸々の理由があるとはいえ、ここまで憤るのは何かほかにも原因があるのだろうか?

カテゴリー: 私生活 タグ: パーマリンク